ここでは商品登録用シートを使用した、商品・商品関連情報の登録方法についてご説明します。
①概要
②動作環境
③ダウンロード
2.Excelファイル内の各シートに商品情報を入力する
STEP1.カテゴリ・商品名
STEP2.仕様
STEP2.仕様カテゴリ
STEP2.タグ
STEP2.免許・資格
STEP3.付属品
STEP3.販売品
STEP4.紐づけ
3.CSVの作成方法について(マクロあり版)
①マクロの事前準備
②CSVを出力ボタンで出力する
③商品から登録する付属品がある場合
4.CSVの作成方法について(マクロなし版)
①フォーマットのダウンロード方法
②フォーマットの使用方法
③フォーマットにデータを貼りつける
④フォーマットを保存する
⑤商品から登録する付属品がある場合
5.CSVファイルをアップロードする
1.初めにご確認ください
①概要
本ツールは、i-Rental 注文で商品をCSVで登録する際の補助ツールです。Excelシートに必要情報をご入力のうえCSVを作成いただき、i-Rental 注文の管理画面よりCSVアップロードを行っていただく事で、商品登録ができます。
②動作環境
出力ボタンを使用する場合(マクロあり)
動作OS
-
Windows10以降
- Windows専用になります(Macの場合はマクロなしでご使用ください)
アプリケーション
- Microsoft Excel (Office365)
*すべての環境での動作を保証するものではありません
出力ボタンを使用しない場合(マクロなし)
動作OS
- Windows10以降
- Mac OS 13以降
アプリケーション
- Microsoft Excel (Office365)
- Microsoft Excel 2021
③ダウンロード
商品登録用シートのダウンロード(サンプルあり)
商品登録用シートのダウンロード(サンプルなし)
2024/10/29 更新 サンプルなし版追加
*ダウンロード後は、3.CSVの作成方法について(マクロあり版)>①マクロの事前準備もご一読ください。
2.Excelファイル内の各シートに商品情報を入力する
各シートの案内に沿って、商品情報を入力します。
商品の登録は、シートの名称にある、STEPの順番に入力します。
STEP1.カテゴリ・商品名
①カテゴリ・商品名を入力する
各項目をシートに記載されている枠線内に沿って入力してください。
大・中・小カテゴリ |
本項目はCSVでは設定できない項目ですが、カタログに商品を登録する際にはカテゴリ設定が必須となります。そのため、事前にどの商品がどのカテゴリに位置するのか表記できるよう本項目が設けられております。 |
商品コード(必須) | 貴社基幹システムと同一のコードを入力ください。 |
商品名(必須) | カタログに表示させる商品名を入力ください。(スペースも1文字として換算するため、検索時にノイズとなる場合がございます。スペースなしの名称をお勧めします。) |
商品名(カナ) | マクロ版の場合自動で入力されます。誤りがある場合は数式を消して手入力ください。 |
商品名略称 | 商品の別名や略称がある場合はパイプライン | で区切って入力します。 |
個体管理 | 個体管理番号の設定をしたい場合、1を入力します。個体管理番号は、注文詳細にて入力します。 |
付属品としても登録 |
(通常操作しないため非表示になっています。表示されている方のみご参考ください)商品を別の商品の付属品としても登録したい場合、商品コードを[STEP3.付属品]のシートにて入力すると、自動で1になります。(例、法面バケットやブレーカー、単管パイプなど) |
セルが赤くなっている箇所は、必須の項目です。入力すると緑色に変わります。
また、重複した番号がある場合はセルが黄色くなるため、修正してください。
また、STEP3に付属品としても入力した商品は水色になります。
商品コード・商品名のみでカタログ作成される場合は、STEP4まで進んでください。
STEP2.仕様
仕様とは、当社注文画面に表示されるオプションの選択肢のことです。
下記画像内の、「ゴムクローラー」「鉄クローラー」や、「普通爪(取付)」「普通爪(付属)」などの選択肢を指します。
①仕様を入力する
各項目をシートに記載されている枠線内に沿って入力してください。
仕様コード(必須) | 仕様コードを決めて入力してください。例)option001 |
仕様名(必須) | 仕様名を入力します。 例)ゴムクローラー |
メモ | 自由入力欄です。お客様には表示されません。 |
STEP2.仕様カテゴリ
仕様カテゴリとは、前述の仕様の選択肢をまとめる項目です。
下記画像内の、「クローラー」「爪選択」「アタッチメント選択肢」を指すほか、単一選択、必須選択など、その仕様の選択肢に対して、お客様にどのように選択してほしいのかを設定できます。
①仕様カテゴリを入力する
各項目をシートに記載されている枠線内に沿って入力してください。
仕様カテゴリコード(必須) | 仕様カテゴリコードを決めて入力してください。例)OC-001 |
仕様カテゴリ名(必須) | 仕様カテゴリ名を入力します。 例)クローラー選択A |
仕様カテゴリ表示名 | お客様側で見える仕様カテゴリ名を入力します 例)クローラー |
必須/任意 | その仕様選択を、必須選択にするか任意選択にするかプルダウンから選びます。 |
複数選択可/単一選択 |
その仕様選択を、複数選択できるようにするかプルダウンから選びます。 |
選択肢①~⑮ | STEP2.仕様で入力した仕様名をプルダウンから選びます。 |
全営業所で表示 | *営業所の設定が完了している場合のみ使用できます。非表示になっている場合は、H~I列を表示させて使用してください。その仕様カテゴリを、特定の営業所でのみ表示させたい場合、プルダウンから「特定営業所」を選択します。 |
表示営業所 | 全営業で表示が「特定営業所」の場合のみ使用できます。非表示になっている場合は、H~I列を表示させて使用してください。営業所コードをセミコロン「;」区切りで入力します。例)branch001;branch002;branch004 |
STEP2.タグ
タグとは、当社注文画面に表示される情報のことです。
[標準床]や[低床]など各商品にタグを設定しておく事でお客様に商品の説明を付帯したり、タグで絞込みができるようになります。
①タグを入力する
各項目をシートに記載されている枠線内に沿って入力してください。
タグコード(必須) | タグコードを決めて入力してください。例)spec-001 |
タグ名(必須) | タグ名を入力します。 例)排土板 この商品は関東のみ取り扱いです など |
STEP2.免許・資格
免許・資格を商品詳細に表示できます。
商品詳細画面の他、商品検索の画面にも免許・資格が表示されます。
①免許・資格を入力する
各項目をシートに記載されている枠線内に沿って入力してください。
免許・資格コード(必須) | 免許・資格コードを決めて入力してください。例)license-001 |
免許・資格名(必須) | 免許・資格名を入力します。 例)大型特殊自動車免許 など |
STEP3.付属品
よくセットで注文される商品を設定します。
いっしょにレンタルをお勧めする付属品を表示させることができます。
①付属品を入力する
各項目をシートに記載されている枠線内に沿って入力してください。
商品から登録(必須) |
商品登録している商品を、付属品として登録できます。商品から登録する場合1となります。*STEP1で登録した商品コードを付属品コードに入れると自動的に1となります。 |
付属品コード(必須) | 貴社基幹システムの付属品の商品コードを入力してください。*STEP1で入力した商品と同じ商品コードがある場合、付属品名・個体管理・付属品説明はSTEP1の情報が引き継がれるため、以下は入力不要となります。 |
付属品名(必須) | 付属品の名称を入力します。(商品から登録の場合入力不要) |
個体管理 | 付属品に個体管理番号を設定する場合は1を入力します。 |
付属品説明 | 付属品の説明を入力します。 |
画像名 | CSVアップロードの対象外です。使用する画像名をメモできます。 |
STEP3.販売品
付属品と別に、販売品の表示もできます。
①販売品を入力する
各項目をシートに記載されている枠線内に沿って入力してください。
販売品コード(必須) | 貴社基幹システムの販売品コードを入力します。 |
販売品名(必須) | 販売品名を入力します。 |
説明文 | 販売品の説明文を入力します。 |
画像名 | CSVアップロードの対象外です。使用する画像名をメモできます。 |
STEP4.紐づけ
これまで入力してきたSTEP2~3を、このシートで商品に設定していきます。
①紐づけを入力する
各項目をシートに記載されている枠線内に沿って入力してください。
仕様カテゴリ①~ | STEP2.仕様カテゴリで設定した仕様カテゴリをプルダウンから選択します。 |
タグ①~ | STEP2.タグで設定したタグをプルダウンから選択します。 |
免許・資格①~ | STEP2.免許・資格で設定した免許・資格をプルダウンから選択します。 |
付属品①~ | STEP3.付属品で設定した付属品をプルダウンから選択します。 |
販売品①~ | STEP3.販売品で設定した販売品をプルダウンから選択します。 |
カタログURL | カタログのURLを商品詳細から開けるようにできます。URLを入力します。 |
動画URL | 詳細は【管理画面】Youtube埋め込み用URLの取得するをご覧ください。 |
商品説明 | 商品説明を1000文字以内で入力します。 |
商品仕様 | 商品仕様を1000文字以内で入力します。 |
フリー項目1~3 | 自由記述欄です。商品詳細に表示されます。 |
並び順 | 商品の並び順を整数で指定します。設定の際は、並べたい商品の桁を合わせることをお勧めします。例)0001~9999で指定する 例2)100~109までが水中ポンプ、111~119までがサニーホースなど |
画像名1~5 | CSVアップロードの対象外です。使用する画像名をメモできます。管理画面から最大5枚登録できます。 |
3.CSVの作成方法について(マクロあり版)
出力ボタンはExcelVBAを使用しています。そのため、事前に下記の設定が必要です。
①マクロの事前準備
Ⅰ.ファイルの許可設定をする
1.商品登録用シート.xlsmを右クリックし、プロパティを開く
プロパティが右クリックメニューに無い場合は、[その他のオプションを確認]をクリックすることで表示されます。

2. [許可する]にチェックを入れて[OK]を押下する
セキュリティ:の表示がある場合、許可するにチェックを入れて保存します。
3. 商品登録用シート.xlsmを開きコンテンツの有効化を押下する
ファイルをExcelで開き、コンテンツの有効化を押すと使用できるようになります。
Ⅱ.トラストセンター(セキュリティセンター)の設定をする
上記Ⅰを行った後、のコンテンツの有効化が表示されない場合や、下記画像の様にマクロの実行がブロックされた場合のみ設定してください。
1. Excelを開き、オプションを開く
2. オプションからトラストセンター(セキュリティセンター)を開き、トラストセンター(セキュリティセンター)の設定を開く
3. マクロの設定から、「警告して、VBAマクロを無効にする」にチェックを入れてOKを押下する
*「警告して、VBAマクロを無効にする」にすることで、上記Ⅰ-3のコンテンツの有効化が表示されるようになります。
Excelでは通常、マクロの設定が無効になっております。この変更によりセキュリティリスクが高まるため、使用後は設定を元に戻していただく事をお勧めいたします。
Excel のマクロのセキュリティ設定を変更する-Microsoft Support(外部リンク)
Microsoft 365 ファイルでマクロを有効または無効にする-Microsoft Support(外部リンク)
Ⅲ.ActiveX Data Objectsを有効にする
本項は、CSVが出力できない場合に操作ください。
1. Excelにて、開発タブを表示させる
開発タブが表示されていない場合は、下記の設定を行ってください。
[開発] タブを表示する - Microsoft Support(外部リンク)
2. Visual Basicを開く
開発タブよりVisual Basicを押下し、画面を表示させます。
3. [ツール]から[参照設定]を開く
VisualBasic画面のツールより、参照設定を開きます。
4. ActiveX Data Objectsにチェックを入れる
Microsoft ActiveX Data Objects Libraryを探してチェックを入れます。2.8もしくは6.0、6.1が最新のバージョンとなります。インストールされているものの中から、最新のものを一つ選んでチェックを入れてください。
5. OKを押して閉じる。
OKを押して完了です。Visual Basicの画面も閉じてください。このままExcelを保存すれば、次回設定は不要です。
②CSVを出力ボタンで出力する
STEP1を除く、STEP2~STEP4までの各シートに、出力ボタンが付いています。出力ボタンを押下することで、各フォーマットに沿ったCSVが出力できます。
③商品から登録する付属品がある場合
商品名が水色になっているセルがある場合は、商品から付属品に設定している商品です。この場合は、CSVアップロードの際、先に付属品なしで商品を登録してから、付属品を登録し、再度付属品を紐づけた商品を登録する、という手順が必要になるため、下記の通りCSVを作成してください。
1. [rental_itemの出力]を押下する
最後にアップロードする用のrental_item.csvを出力しておきます。
2. [商品から付属品用コピー]を押下する
商品から付属品用コピーを押下すると、rental_item_0というシートにコピーされます。
3. rental_item_0のシートを開き、出力を押下する
rental_item_0のシートを出力します。
4. rental_item_0が出力される。
同じフォルダ内に、rental_item.csvと、rental_item_0.csvが出力されているか確認してください。
④商品の一部だけをアップロードしたいとき
通常、CSV出力ボタンを押下した時、シート内の全量がCSV出力されます。一部商品のみアップロードしたり、部分的に修正したい場合は、[rental_itemにコピー]を押下することで、rental_itemシートにデータがコピーされます。
このシート内で不要な行を削除し[出力]を押すことで、一部行だけのCSVを作成することができます。
*行はdeleteではなく削除してください。文字列・数値のみdeleteした場合は、行があるとみなされ、正しくCSV出力できない場合があります。
4.CSVの作成方法について(マクロなし版)
出力ボタンを使用しない、使用できなかった場合は、各シートの情報を専用フォーマットへ転記する作業が必要です。専用フォーマットは下記の7種類あります。
項目 | CSV名 | ダウンロード場所 |
商品登録 | rental_item.csv | 管理画面>システム管理>商品登録>CSV登録>登録フォーマットダウンロード |
仕様 | option.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>仕様>仕様設定>CSV新規一括登録>登録フォーマットダウンロード |
仕様カテゴリ | option.category.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>仕様>仕様カテゴリ設定>CSV新規一括登録>登録フォーマットダウンロード |
タグ | spec.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>タグ>CSV新規一括登録>登録フォーマットダウンロード |
免許・資格 | license.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>免許・資格>CSV新規一括登録>登録フォーマットダウンロード |
付属品(レンタル品) | accessory.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>付属品(レンタル品)>CSV新規一括登録>登録フォーマットダウンロード |
付属品(販売品) | sale_item.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>付属品(販売品)>CSV新規一括登録>登録フォーマットダウンロード |
①フォーマットのダウンロード方法
②フォーマットの使用方法
フォーマットには定義書とフォーマット(もしくはFMT)のシートがあります。フォーマット(FMT)のシートを使用します。
③フォーマットにデータを貼りつける
各シートの赤枠で囲まれたセル、またはCSV貼り付け用と記載されている赤枠のセルをコピーし、上記フォーマットに「値の貼り付け」をして、CSV形式、UTF-8(コンマ区切り)で保存してください。
④フォーマットを保存する
⑤商品から登録する付属品がある場合
商品名が水色になっているセルがある場合は、商品から付属品に設定している商品です。この場合は、CSVアップロードの際、先に付属品なしで商品を登録してから、付属品を登録し、再度付属品を紐づけた商品を登録する、という手順が必要になるため、下記の通りCSVを作成してください。
1. rental_item.csvのフォーマットをダウンロードする
商品登録の画面より、フォーマットをダウンロードします。
2. STEP4.紐づけシート右側の、CSV貼り付け用をコピーする
STEP4.紐づけシートの、CS列目の4行目(赤枠内)以降に入っているデータをコピーします。
3. rental_item.csvのフォーマットに貼り付けてCSV UTF-8形式で保存
フォーマットに「値の貼り付け」をして、保存します。
4. 作成したrental_item.csvをコピーする
rental_item.csvをコピーして、rental_item_0.csvとします。
5. rental_item_0.csvを編集する。
コピーしたCSVをExcelで開き、I列の「付属品(レンタル)紐づけ」のデータのみ削除してください。(I列ごと削除してしまわないように注意してください)削除したら、CSV UTF-8コンマ区切りで保存します。
5.CSVファイルをアップロードする
出力したCSVファイルは、下記の順番でアップロードしてください。
下記の順番で登録しない場合、エラーとなったり、紐づけができない場合があります。
STEP2.仕様・仕様カテゴリ・タグ・免許
①仕様 | option.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>仕様>仕様設定>CSV新規一括登録 |
②仕様カテゴリ | option.category.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>仕様>仕様カテゴリ設定>CSV新規一括登録 |
③タグ | spec.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>タグ>CSV新規一括登録 |
④免許・資格 | license.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>免許・資格>CSV新規一括登録 |
STEP3.付属品(レンタル品)、付属品(販売品)
⑤付属品(販売品) | sale_item.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>付属品(販売品)>CSV新規一括登録 |
(⑥商品登録) | rental_item_0.csv | 管理画面>システム管理>商品登録>CSV登録 *商品から登録する付属品(レンタル品)がある場合のみ、付属品(レンタル品)にあたる商品を先に登録してください。(マクロありで作成/マクロなしで作成) |
⑦付属品(レンタル品) | accessory.csv | 管理画面>システム管理>商品関連情報登録>付属品(レンタル品)>CSV新規一括登録 |
STEP4.紐づけ
⑧商品登録 | rental_item.csv | 管理画面>システム管理>商品登録>CSV登録 *⑥にてアップロードした付属品にあたる商品も含めた、全ての商品を登録してください。 |
①[CSV新規一括登録する]をクリック
システム管理>商品登録、もしくは商品関連情報登録の画面左上にある[CSV新規一括登録]をクリックします。
②[アップロードファイルを選択]をクリックしてCSVファイルを選択
[アップロードファイルを選択]をクリックして、作成したCSVファイルを選択します。
③[一括登録する]をクリック
[一括登録する]をクリックしてCSVアップロードが完了します。
エラーとなってしまった場合、[エラー内容を確認する]をクリックするとエラー内容を記載したCSVファイルがダウンロードされ、エラー内容を確認する事ができます。
エラー例